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瀬戸標 せとしるべ

VOL.210 2017年2月2日

長くしなやかな「ものさし」

あの人とは「ものさし」が違うから・・・など、他者との関係をあらわすのに「ものさし」という言葉が使われることがあります。それはよく聞く言葉ですので、とても分かりやすいようではありますが、実はあいまいな表現に思います。わかりやすく言い換えると、その人の価値観の基準ということでしょうか。

自分の「ものさし」を持つことはとても大切だと思います。私たちは日常の細かいことから、人生の大きな節目にいたるまで、毎日多くの判断・決断をしています。そして、それはその人の「ものさし」によるもので、その積み重ねがさらに「ものさし」を育ててくれるのではないでしょうか。しっかりとした「ものさし」を持つために、ひとりの人間として確立した意識や思慮深さを持ち、人生観や仕事に対する意識を深めることが必要ではないかと思います。

また、しっかりとした「ものさし」を持っていると、他者の「ものさし」に対しての理解もしやすいのではないかと思います。住んでいる環境、家族構成、仕事などさまざまな環境により人それぞれの「ものさし」は大きく違います。私たちが気を付けないといけないのは、自分の「ものさし」にとらわれるあまり、それを良しとして他者に押し付けたり、比較したり、非難したりすることです。それでは、ただの自分勝手な価値観の押し付けになってしまいます。

自分の「ものさし」以上のものは見ることも、測ることもできないので、理解するのは当然難しいと思います。自分のもっている「ものさし」が長くないと、長いものはもちろん測れませんし、短いものの短さ具合もわからないでしょう。また、長くても固いとどうでしょうか。きっと想定外のことや、時代の変化など、多様なことに柔軟に対応ができないでしょう。

しっかりとした自分の「ものさし」を持ち、他者の「ものさし」を尊重し、十人十色、いろんな「ものさし」をもっている人がお互いを尊重しながら支えあう中で人生を送らせていただいているということを忘れずに、長くしなやかな「ものさし」を持ちたいと思います。

グッドデザインスタジオ(有) 代表取締役 香川 眞二

グッドデザインスタジオ(有)
商環境デザイン設計を行う。これまで手掛けた商業施設は500以上。四国以外でも関東から沖縄まで各地においてレストランや宿泊施設、ブライダル施設、ショップの他、病院や学校までデザインする。

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瀬戸標とは

香川経済界のキーパーソンがあらゆる視点から産業や文化、「いま」と「未来」などを語ります。



讃岐を歩く

三豊市詫間町の紫雲出山(しうでやま)の春は、約1000本の桜で淡いピンク色に染まる。思わず足を止めて見とれてしまう。やわらかな風に舞う桜の花びらはどこへ行くのか。思いを馳せながら、己の道を歩く。

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