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特選本

VOL.216 2017年5月4日

2050年の技術
英『エコノミスト』誌は予測する
著者 英『エコノミスト』編集部
訳 土方 奈美
文藝春秋 1,700円

2050年の世界はどうなっているでしょうか。未来の予測というものは、それが明るいものでも、あるいは暗いものでもつい興味を惹かれてしまいます。今回紹介する本は、イギリスのエコノミスト誌が予測する2050年の技術です。そこに書かれた技術は、ほとんどがそうなるかもしれないなと想像がつくものですし、現在すでにその芽が出かかっているものです。とはいえ、そこにはこんなことができてしまうのか、と思ってしまう驚きがあります。

著者は「われわれを待ち受けるのは17世紀半ばの科学革命の時代に似た、新たな発見にあふれた未来である」と言います。本書の中から一つ例をあげますと、第二部の産業と生活の中に「車は編まれ、住宅は印刷される」という項目があります。現在3D印刷の市場規模はまだ67億ドル規模だそうですが、2040年には1兆ドルを超え、その未来を見抜いた中国は、すでに大量生産ラインで活用、建物まで印刷していると言います。破壊的で大規模な技術の変化を本書では「メガテック」と呼んでいますが、「日本のガラケーは未来を予測していた」や「プライバシーは富裕層だけの贅沢品になる」という言葉に、ついページをめくってしまいます。他にも「空中で軌道を修正できる弾丸の開発で、隠れている敵を狙撃できるようになる」という物騒な項目もあります。

人造ステーキが食卓に並んだり、太陽電池が透明なフィルムになってカーテンや衣服の布地に使われたり、さらには人間の脳がインターネットと繋がったりなど、総じて西洋の人は楽観的です。これが日本人だとそうはいかないと思います。ただ本書が楽観的な姿勢を貫くのは、人間には未来を選択する力があるという信念からだと言います。

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