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BK News

VOL.219 2017年6月15日

伐採の瞬間
 

家を建てる時、その家の大黒柱となる木の伐採に施主が立ち会うことができる「大黒柱伐採ツアー」を、株式会社菅組が行っている。きっかけは、全国的に起こった「近くの山の木で家をつくる運動」に賛同し菅組をはじめ大工、家具店、林業家などで2002年に立ち上げた「讃岐の舎づくり倶楽部(さぬきのいえづくりくらぶ)」。当時、木造住宅の約8割に輸入木材が使われ、伐るべき木が放置された山は荒れていた。そこで、地元の木を使うことで山を元気にしたい。何より「住まい手の心に残るような経験を」との思いでツアーが始まった。

施主の斧入れの儀
切った本数だけ新しく植樹

仲多度郡まんのう町でヒノキを生産する専業林業家・豊田均さんの伐採作業を見学するツアーは年1回開催され、これまで約60組が参加。今回は施主の家族からの要望で特別編として実施した。6寸の大黒柱用に、20メートルほどに成長した樹齢60年のヒノキ2本を選ぶ。塩や酒でお清めし、施主による「斧入れの儀」。木が倒れる音や立ち上るヒノキの香りなどは、立ち会った人だけしか味わえない貴重な体験だ。過去に参加して感動したため、今回お願いしたという施主は「今日の写真を新居に飾って家族の大切な思い出にしたい」と言う。

建築の世界に身を置きながら「材料はカットされた木が運ばれてくるとしか認識しておらず、伐採を見た事さえなかった」と言う菅組代表取締役社長・菅徹夫さん。活動を始めてから、材料を選ぶ際に値段や品質のほかに「産地」という基準が加わった。わが家の大黒柱を育てた人の顔や、木の育った森の様子を知ることができる「大黒柱伐採ツアー」は、毎年11月初旬に開催。伐採見学のほかに、枝打ち体験や丸太切りなど、毎回趣向を凝らしたイベントもある。要望があれば随時開催。

HP=http://www.sanuki-ie.com/

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讃岐を歩く

四国村を歩く。厳しい残暑のなか、400個あまりの風鈴が人々に涼を送る。蝉の大合唱を包み込むような、響き合う風鈴の音。立ち止まって耳を澄ますと、蝉と風鈴の対話が聴こえてくる。今年の夏は、まだ続きそうだ。

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