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特選本

VOL.220 2017年7月6日

だめだし日本語論
著者 橋本治、橋爪大二郎
太田出版 1,500円

今回紹介の本は、「桃尻娘」でデビューしたのがもう40年も前になる橋本治さんと、社会学者の橋爪大三郎さんの対談集「だめだし日本語論」です。

仕事柄、日本語に関する本が出ると何かと気になります。私たちは日本語を話す日本人ですから、日本語を通してしか、ものごとを考えられませんし、あらゆることを感じることや、理解することもできません。日本語という枠の中で世界を理解して、そこから自由になることはバイリンガルという方法しかないのでしょうか。

この本によると日本語は、そもそも文字を持たなかった日本人が、いい加減に漢字を使うところから始まったといいます。成り行き任せ、混沌だらけが日本語であり、その日本語の謎に挑みながら、結局日本人の本質にまで迫っていきます。

つまり著者の橋本治さんが言うように、「日本語のできあがり方というと、どうしても“こうして今の我々の正しい日本語ができあがりました”ということになりがちですが、日本語の歴史も日本の歴史も、複数のものと複数の要素が混在して、それがDNAの螺旋構造のように絡まり合って進んできているので、一つの正解はありません。それよりも、最初から複数のものがあると理解したうえで始めないとわかるものもわからなくなってしまいます」。これは日本語というより、日本人そのもののような気がします。このことは本書で何度も繰り返されます。

漢字のほかに、カタカナとひらがながあり、世界に二つとない、珍しい言語である日本語。仮名のおかげで1000年も前の歌や文章がそのまま読め、意味もわかる。ヨーロッパの言語でも500年以上前だと読めるものはたいして残っていないといいます。この本はそんな日本語の謎を提起していきます。

宮脇書店 総本店店長 山下 邦夫さん

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讃岐を歩く

まんのう町帆山地区を歩く。夏の季語でもあるひまわりが、町を鮮やかに彩る。花言葉は「あなだたけを見つめる」。暑く感じるのは、君と目が合った僕だけかな。

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