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It’s me! それは私です

VOL.225 2017年9月21日

造船用鋼材の営業担当だった時、四国は何度も通った。「とても好きな場所。温暖で1年中、自然も食もスポーツも楽しめます」。昭和40年4月24日生まれ、鹿児島県の四元町育ち、4人兄弟で名字が“よしむら”。「昔からラッキーナンバーは4だと思ってきました。だから四国にも縁を感じます」

中学は軟式野球部、高校は文芸部に所属。幽霊部員だったが、文芸部50周年を記念した冊子を作る時に、一念発起して小説を書いた。フランス革命などを題材にした「活劇風の私小説」は記念冊子80ページのうち半分を使って掲載され、受験雑誌が主催する高校生の全国コンクールで入賞もした。「当時は阿久悠さんの歌や小説が流行っていて、作詞家や作家などものを書いて暮らすことに憧れました」

いつかネタになるかもと、大学時代はアルバイトに励み、作家や俳優、政治家など著名人が集まる銀座のバーでホール係をしたこともある。旅行にもよく出掛け、欧米の一人旅では19世紀文学にゆかりのある地を訪ねた。「高校以来、小説は書いていませんが、今年のさぬき映画祭に触発されて脚本を書いてみようかなと。実現性は低いですが・・・」

神戸のギャラリーで川島猛さん
(左から3番目)と。右端が吉村さん

休日は読書やゴルフ、ウォーキングをして過ごす。屋島によく登り、知人らと「屋島K」というサークルを作った。音楽や演劇、美術鑑賞も好きだ。17年ほど前、倉敷で個展を見たことをきっかけに、高松市出身で現代美術家の川島猛さんと妻の順子さんと知り合いになった。ニューヨークのアトリエを訪ねたり、展示会の準備を手伝ったりしたこともある。「川島先生にはずいぶんご無沙汰していますが、せっかく香川勤務になったので、高松のアトリエにもお邪魔したいと思います」

就職先を考える時、子どもの頃超合金ロボットのアニメが好きだったのと、父親が一時製鉄会社で働いていて親近感があったため、金属メーカーを選んだ。1989年、川崎製鉄に入社。2003年に日本鋼管との経営統合でJFEスチールになった。「鉄鋼業のすそ野は広く、取引先の分野も多岐に渡る。厨房機器、造船・プラント、ゼネコンなどいろんな業種と付き合えます」

四国の最大級造船ドックで(中央)

これまで法務部門で訴訟や社内向け法律講習を担当したり、建設営業部で阪神淡路大震災の復興に携わったりしてきた。最も長く関わったのが「厚板」だ。鉄鋼製品は厚みによって薄板、厚板などの種類に分けられる。薄板は家電や自動車に、厚板は建築や橋梁、船舶、建設機械などに使われる。

大阪の厚板営業部では造船厚板を扱った。「川崎製鉄も日本鋼管も元々は造船業を身内としていた会社だから、厚板には強いんです。受注生産なので、お客様のニーズにどれだけ応えられるか。相手の立場になって考え、課題解決を目指します。営業マンは常にアンテナを高く、気を利かせることが大事」

社内では、クールにそつなくこなすよりも、時には喜怒哀楽を前面に出して熱く議論することが必要だと考える。

現在、JFEスチールとして注力しているのは、インフラやエネルギー用鋼材だという。「東京オリンピック・パラリンピックの開催が近づいているし、災害対策など国土強靭化、高度経済成長期の建設から年月を経た交通インフラのメンテナンスで鉄鋼の需要は高まっています。今、国内は鉄鋼メーカーの出番です」(鎌田佳子)

  • 1965年 神戸市生まれ
  • 1984年 鹿児島県立鶴丸高校 卒業
  • 1989年 東京大学法学部 卒業
    川崎製鉄株式会社 入社
  • 2009年 JFEスチール株式会社 大阪厚板・鋼管営業部厚板室長
  • 2011年 鋼管営業部エネルギー・プラント室長
  • 2014年 物流総括部国内出荷室長
  • 2016年 四国支社長

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It’s me! それは私ですとは

香川の支店経済を支えている方や、各種団体の代表者の方などにご登場いただき、ビジネスタイムではなかなか見せることのないもう一つの顔を少しばかりご披露していただきます。
プライベートにおける意外な趣味が、ビジネスでときおり垣間見せるその人柄の源になっているかもしれませんよ。



讃岐を歩く

三豊市の宝山湖を歩く。青空の下、涼しい風と湖畔に咲く赤や白の彼岸花が秋の到来を感じさせる。一面に広がる鮮やかな色を前に、足を止める。どこか寂しく感じるのはなぜだろう。

photo:石井大地

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