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特選本

VOL.226 2017年10月5日

世界からバナナが
なくなるまえに
著者 ロブ・ダン
訳 高橋 洋
青土社 2,800円



朝日新聞ですでに紹介された本ですが、原稿もほぼ出来上がっていて、内容的にも大変興味深い本ですので、あえてこの欄でも紹介させて頂きます。

13,000年前、私たちの祖先は一週間のうちに数百種の植物や動物を消費していたと言います。ところが現在、人類が消費しているカロリーの80%は12種の植物から得られているに過ぎなく、野生の草原よりトウモロコシ畑のほうが総面積が広いというのが、今の世界の現状です。コンゴ盆地に住む人々は、カロリーの80%をキャッサバから、中国のある地域ではコメからほとんどの消費カロリーを、北米でも、平均的な子どもの身体を構成する炭素の半分以上はトウモロコシ製品に由来するそうです。

その上に大規模なアグリビジネスでは、効率化が求められ最大の収穫が見込める単一の種類が栽培されるようになります。たとえばスーパーで買うバナナはそのほとんどが遺伝的に同一であり、隣に並ぶバナナのクローンだといいます。

かつてバナナはグアテマラで病原菌により壊滅的な打撃をうけ、アイルランドのジャガイモ飢饉のことを私たちは知っています。主要作物が、同時多発的な病原菌や害虫の猛威に襲われたとき、私たちの食卓はどうなるのか、私たちに何ができるのでしょうか。

いま種苗店やホームセンターで買える植物の種は、ほとんど自家採種できないF1種です。規格どおりのものがとれ、栽培効率のよいものです。一方で在来種の伝統野菜はどんどん姿を消していっています。私たちは植物の世界でも、多様性というものを考えてみなければいけない気がします。

宮脇書店 総本店店長 山下 邦夫さん

宮脇書店 総本店店長 山下 郁夫さん 坂出市出身。約40年書籍の販売に携わってきた、
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特選本とは

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讃岐を歩く

三豊市の宝山湖を歩く。青空の下、涼しい風と湖畔に咲く赤や白の彼岸花が秋の到来を感じさせる。一面に広がる鮮やかな色を前に、足を止める。どこか寂しく感じるのはなぜだろう。

photo:石井大地

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