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ビジネス香川 -「いま」を伝え、「未来」を育てる-

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瀬戸標 せとしるべ

VOL.226 2017年10月5日

私は株式会社新閃力(しんせんりょく)という会社を作った。素晴らしい発想力(閃き)を持つ子どもたちを企業や地域の成長の新戦力にする事業を始めた。子どもの頃、大人の役に立ちたかった。もし、一緒に地元の問題を解決する機会があったら、私は香川を嫌いにはならなかったかもしれない。今住んでいる千葉県流山市ではGoogleと中高生がコラボをして、街の課題を解決するアプリを作ったり、地元農家の余ったほうれん草を使って新商品を開発したりした。

中でも印象的なのは、学童保育に通う小学生と一緒に会社を立ち上げ、地元の農家とコラボするというもの。販売やレストラン運営で利益を得て、当初はおもちゃを買う予定だった。1年間で5万円の利益が出たのだが、彼らは半分以上を「寄付」することを選んだ。「自分たちはおもちゃをたくさん持っている。震災地域の友達、シリア難民の友達にあげよう。嬉しいことは分け合うべきだ」と。

子どもたちの選択は、私たちに「働くこと」や「稼ぐこと」ひいては「幸せ」について深く考えさせてくれた。

多くの子どもたちにもっと社会とつながる機会を、失敗する経験を、役に立てる実感をもってほしい。しかし、私一人が教えられる人数には限界がある。じゃあ、親が先生になって家でキャリア教育ができればいい。そのためには親(特に母親)が社会とつながり、失敗を乗り越え、役に立つことの楽しさを知っていなければならない。親が真剣にキャリアを考え、学び、挑戦する姿を見せることこそが、子どもたちにとって一番のキャリア教育だ。そう思って、母親の就労支援事業を新たに開始した。フルタイムで働く母親のために民間企業と学童を、地元で創業したい母親のために行政と創業スクールを立ち上げた。そして1年半前、会社のすべての資金を使い、クラウドファンディングで200万円集め、都心の会社に勤めながら地元に通勤する働き方ができるシェアサテライトオフィスTrist(トリスト)をオープンさせた。

株式会社新閃力 代表取締役 尾崎 えり子

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瀬戸標とは

香川経済界のキーパーソンがあらゆる視点から産業や文化、「いま」と「未来」などを語ります。



讃岐を歩く

三豊市の宝山湖を歩く。青空の下、涼しい風と湖畔に咲く赤や白の彼岸花が秋の到来を感じさせる。一面に広がる鮮やかな色を前に、足を止める。どこか寂しく感じるのはなぜだろう。

photo:石井大地

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