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動向リサーチ

VOL.228 2017年11月2日

第8回地ビールメーカー動向調査 東京商工リサーチ

全国主要地ビールメーカー出荷量が2010年の調査開始以来、初めて減少した。出荷量が判明した87社の17年1~8月の総出荷量は10,357.3klで、前年同期比0.7%減だった。ただ、7割以上の地ビールメーカーが出荷量は前年同期を上回っており、地ビール需要は着実にすそ野を広げている。

※本調査は、17年9月1~15日に全国の主な地ビールメーカー217社を対象にアンケート調査を実施、分析した。出荷量は17年1~8月の出荷量が判明した87社(有効回答率40.0%)を有効回答とした。その他の項目は、回答が得られた86社(有効回答率39.6%)を有効回答とした。

出荷量ランキングは、全国第1号の地ビール醸造所のエチゴビール(株)(新潟)が6年連続でトップを守った。出荷量は1,940?で2位以下を大きく引き離したが、主力販売先のスーパー、コンビニ、酒店向けが不調で、出荷量は前年より2.0%減少した。上位3社が、4位以下とは2倍以上の出荷量差で圧倒している。

東京商工リサーチ調べ
 

86社の地区別出荷量は9地区のうち4地区で増加、5地区で減少した。出荷量の最多は関東の4,848.0klで、次いで、東北1,964.2kl、中部の1,548.7klだった。増加率トップは四国で、東北、北陸と続く。

東京商工リサーチ調べ
 

大手5大メーカーが地ビール、クラフトビールの製造販売に進出する動きも本格化し、中小の地ビールメーカーは大手との差別化に強気な姿勢を見せている。製品差別化のために「独自の味」を追求するとの回答が6割近くを占め、中小ならではの味の追求で大手に対抗。また、大手メーカーの進出の影響を受けているかとの質問では、約7割が「影響なし」と回答した。逆に、「大手メーカーの進出はクラフトビールを知られるきっかけになる」と歓迎する声が多かった。

国内のビール市場に占める地ビール・クラフトビールのシェアは約1%にとどまっている。だが、最近は強い香りや、強い苦みなど、個性的な味わいが若者から支持されている。

大手メーカーが地ビール業界に風穴を開けようと参入を進める中、地ビール業界は商品開発と「独自の味」にこだわり、市場活性化につなげようとしている。酒税改正は当面、地ビール・クラフトビールメーカーに追い風になるとみられるが、酒税改正をどう生かして市場での地盤を強固なものにできるか、各メーカーの経営戦略や力量が問われている。

東京商工リサーチ 四国地区本部長兼高松支社長 立花 正伸

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動向リサーチとは

「動向リサーチ」は、東京商工リサーチがまとめる詳細な情報データに基づき、株式会社東京商工リサーチ 四国地区本部長兼高松支社長・立花 正伸さんが香川の経済動向を鋭く分析します。



讃岐を歩く

寒霞渓と並ぶ小豆島の景勝地、銚子渓。この渓谷にある「自然動物園 お猿の国」では、約500匹の猿が戯れる。子猿の愛くるしい表情がなんとも言えない。冬の風物詩「猿団子」も見ものだ。

Photo:T.Nakamura

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