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動向リサーチ

VOL.229 2017年11月16日

四国「明治創業企業」調査 東京商工リサーチ

2018年は明治改元の1868年から起算して満150年。東京商工リサーチは、保有する企業データベース(約310万社)から「明治」創業の企業を抽出、分析した。

創業企業数は、四国4県では愛媛が313社(構成比34.0%)で最も多く、次いで香川285社(31.0%)、徳島192社(20.9%)、高知130社(14.1%)。売上高トップは今治造船で、トップ10に銀行が4社ランクインしたほか、プラスチックフィルム製造業、医薬品卸売業などが入った。近代国家の幕開けに創業し、明治、大正、昭和、平成と4世代にわたり日本の産業界を支えてきた業界大手が多い。

※本調査は東京商工リサーチが保有する倒産や休廃業・解散を除く企業データ約310万社から、1868年(明治元年)から1912年(明治45年)の「明治」に創業した企業を対象に抽出し、分析した。尚、四国4県の分析データでは四国のデータ数8万6,126社を母数として使用している。

東京商工リサーチ調べ
 

企業数に占める「明治創業率」は、香川が1.2%で全国平均0.7%を大きく上回り、全国では11位となった(全国でのトップは山形県の1.9%)。次いで、徳島1.15%・16位、愛媛1.0%・22位、高知0.85%・32位と何れも全国平均を上回った。

売上高トップは今治造船(明治34年創業、今治市)で3,747億円。以下、伊予銀行(明治11年、松山市)992億円、福助工業(明治43年、四国中央市)974億円。トップ10に銀行業が4社、製造業が2社ランクインした。

香川のトップは百十四銀行(明治11年、高松市)で821億円。四国アルフレッサ(明治8年、高松市)684億円、穴吹工務店(明治38年、高松市)403億円と続く。

東京商工リサーチ調べ
 

香川の業種別では、「しょう油・食用アミノ酸製造業」が14社(構成比4.9%)で最多。3位にはめん類製造業が7社(2.4%)でランクイン。今も継承されているしょう油製造業やめん類製造等、香川ならではの業種が上位に入った。

明治創業企業は日本の企業数の1%未満に過ぎないが、業歴100年を超える企業は、長年にわたり確立した「信用」や「信頼」、事業継続に対する「信念」のもとで成り立っている。これらの老舗企業に不可欠な要素は過去の成功体験や固定観念にこだわらず、時代の変遷に対応した事業転換や柔軟な経営方針なのかもしれない。国家を揺るがす戦争や景気の浮き沈み、大規模な自然災害を経てもなお事業を承継してきた明治創業企業には、規模の大小を問わず学ぶべき部分が大きい。

東京商工リサーチ 四国地区本部長兼高松支社長 立花 正伸

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動向リサーチとは

「動向リサーチ」は、東京商工リサーチがまとめる詳細な情報データに基づき、株式会社東京商工リサーチ 四国地区本部長兼高松支社長・立花 正伸さんが香川の経済動向を鋭く分析します。



讃岐を歩く

まんのう町塩入を歩く。甘柿であろうと渋柿であろうとも、柿色は目に鮮やかだ。二十四節気の「大雪」を迎え、そろそろ柿の季節も終わる。

Photo:T.Nakamura

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