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ビジネス香川 -「いま」を伝え、「未来」を育てる-

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瀬戸標 せとしるべ

VOL.230 2017年12月7日

先日、観光地で外国人に応対する日本人の接客についてのテレビ番組があり、言葉の壁はありながらも丁寧に対応する日本人の姿が描かれていた。それを見ながら、私の英国赴任直後の感覚が頭をよぎった。

「礼儀の基本は同じですから、日本の礼儀作法が身についていれば困ることはありません。気を付けるのは、当地の習慣を尊重すること、他人の思いやりを大切にすることです」との研修を受けて着任してみると、実際ほとんどの現地人は、1.公共の場では、▽路上、車内などで肩がぶつかったり、足を踏んだりしたらSorryと言って謝る。▽お年寄り、身体の不自由な方には、日本以上に温かく配慮する。▽すぐに続いてくる人がいれば、ドアを開けて待つ。▽地下鉄のエスカレーターでは右側に立ち、急いでいる人に左側をあける。2.スーパーでは、買う側も受け取る時は一言Thank youと言う。3.訪問時には、▽自分から出向く場合は前もって約束し、時間厳守で訪れる。▽たとえ小さい用事で短時間訪れる場合でも、あらかじめ相手の都合を聞く等々のエチケットを実践していた。礼儀の基本は同じと教わったものの、このような作法が日本の街中で行われているだろうか、悲しいかなそういう方と巡り会うことは多くはない。

香川県は、2年前に「おいでまいPR、観光香川おもてなし宣言」を発表したと伺った。ここには、「四国遍路で育まれてきたお接待の心で来訪されたお客様をおもてなしすることを大切にするものである」との説明がある。高松に赴任してまだ4カ月足らずだが、香川の観光地を訪れるにつけ、他の観光地にはない心温まる「お接待」に接することがある。

先般報道された観光庁の調査結果によると、今年1~6月の外国人延べ宿泊者数は、四国4県合計で約37万人泊と前年同期を4割近くも上回り、中でも香川県の昨年度の宿泊者数の伸び率は全国1位とのことである。これまで、外国人が日本を訪れる理由には、よく「安全だから」ということが挙げられてきたが、観光地のインフラ整備とあわせて、日本人が忘れているエチケットと四国のおもてなし文化の融合が、今後さらに外国人を呼び込んでいくための鍵になるのではないか、と思いを巡らせている。

四国地方整備局長 平井 秀輝

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瀬戸標とは

香川経済界のキーパーソンがあらゆる視点から産業や文化、「いま」と「未来」などを語ります。



讃岐を歩く

まんのう町塩入を歩く。甘柿であろうと渋柿であろうとも、柿色は目に鮮やかだ。二十四節気の「大雪」を迎え、そろそろ柿の季節も終わる。

Photo:T.Nakamura

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