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ビジネス香川 -「いま」を伝え、「未来」を育てる-

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It’s me! それは私です

VOL.232 2018年1月4日

2010年に設立されたトモニホールディングスは、高松市に本社がある金融持株会社。傘下に徳島銀行、香川銀行、大正銀行を置く。中村さんは17年6月、代表取締役専務に就任。前職は日本銀行の文書局長で、09年に高松支店長を務めたこともある。人の縁に手繰り寄せられるように、香川へ帰ってきた。

日銀の高松支店離任後も
休暇は四国で過ごした
(2013年8月、仁淀川で)

香川へ戻った後、
銀行連で阿波おどりに参加した
(17年8月)

「日銀の高松支店長は1年だけの赴任でしたが、多くの知人ができ、穏やかな風土に魅せられました。日本で一番小さな県だからこそ、いろんなものが集まって魅力がぎゅっと詰まっているのかもしれませんね。フレンドリーな方が多く、とても住みよいところです」。高松支店を離れた10年以降も夏休みなど、年に1~2度は四国で過ごしていた。17年4月、日銀を退職。香川で暮らし、働くことを決めた。

プライベートでは神社仏閣めぐりが好きで、四国霊場88ヶ所も既に結願している。カメラを持ってドライブするのが、休日の楽しみだ。

1986年の日銀入行後はイギリスへの留学や、北九州・大阪の各支店勤務も経験。本店では日本銀行法の改正に携わった。1942年に制定された日銀法を、時代に合ったものにするために1年ほどかけて準備。法案の作成に向けて、6人のチームで政府・国会への説明や資料作りにあたった。改正された日銀法は98年に施行。当時同じチームだったメンバーで、年に1度は集まっている。阪神淡路大震災や東日本大震災など災害が起きた際、市場の調整や地元銀行の支援を行ったこともある。

職場環境の整備などを担う文書局長になった時には上司から「まずお金を掛けずに職員が喜ぶ方法を考える。次にお金を少しだけかけて職員が喜ぶ方法を考えることが君の仕事だ」と言われた。「お金を掛けずに工夫をする。とても面白いことだなと思いました」。日銀が所有する建物や職員の健康の管理など、金融だけでなく幅広い仕事を経験した。何をするにも常識にとらわれず頭を柔らかくして、前向きに取り組むことを心掛けている。

「お世話になった地域に、これまでの経験を生かして仕事で貢献できるのは幸せなこと」と話しながらも、社内で重要な意思決定をする一人として責任と緊張を感じている。「経営に携わるということは、これまでやっていた仕事とはまた違うかたちで成果を求められます。顧客、株主、従業員、みなさんの幸せを最大限にする。難しいけれどやりがいのある仕事です」

9年目を迎えるトモニホールディングス。中村さんは、徳島、香川、大正の各銀行が同じグループになることで、切磋琢磨していると感じている。「先入観なくグループ全体を見て、より良いものにしていくのが私の役目。この地で働きたいと思う人が、私以外にも増えてくれたらうれしいですね」(鎌田 佳子)

  • 1963年 福岡県粕屋郡古賀町生まれ
  • 1982年 東京学芸大学附属高校 卒業
  • 1986年 東京大学法学部 卒業
    日本銀行 入行
  • 2009年 高松支店長
  • 2010年 金融機構局参事役
  • 2012年 業務局審議役
  • 2013年 業務局長
  • 2015年 文書局長
  • 2017年 日本銀行 退職
    トモニホールディングス株式会社
    代表取締役専務 就任

It’s me! それは私ですとは

香川の支店経済を支えている方や、各種団体の代表者の方などにご登場いただき、ビジネスタイムではなかなか見せることのないもう一つの顔を少しばかりご披露していただきます。
プライベートにおける意外な趣味が、ビジネスでときおり垣間見せるその人柄の源になっているかもしれませんよ。



讃岐を歩く

豊かに稔る

観音寺市大野原町にある豊稔池を歩く。その名は「水不足に苦しむ大野原の農地が、豊かに稔ることを願って」付けられたという。古城のように威風堂々たる堰堤は、国の重要文化財に指定されている。

Photo:T.nakamura

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